~ Taurus drops ~
◆異国の
抑留されているとき、同じ苦しい境遇の友を思い、また
多分 自分自身も、生きる希望を捨てないために、「作らざるを得なかった」戦後も、歌い継がれる曲を作った作曲家が、
こんな風に語っていました。
「遠く 異国の地で 果てた、友のかわりに 一生懸命生きて参りました」
その痩せた まじめそうな老作曲家の人生は、彼だけのものではなかったのでしょう。彼は本当に、そう生きてきたのだと、感じました。
祖国に還る 春を 夢見て、叶わず 異国の地で 散っていった、同胞たちの「命」の分も、
彼は、一生懸命生きてきたのだと、わかります。
私だけの命でない
そういう思いで、懸命に生きること・・・
そういう人生を、生きてきた人もいるのだと、
胸が熱くふるえました。
そういう思いで、繋がってきた「今」を、懸命に生きなければ・・・
私も、そんなふうに、思ったのでした。
個人としても、過去世~今世~来世 と、魂は 連なっていき、
もっと一体として、ルーツ 民族 同じ時代に生きるもの達・・・・
そういう風に、繋がり
続いていきます。
私たちは、大いなる 奇跡の世界に、存在しているのですね。
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